□ 夜歌譚 □
** そこは普通の人々が住む世界 **
→ □最新□ (2005.12.30)
→ □登場人物紹介□「運命だから」と隻腕の少女が笑った
「運命だから」と妓楼の歌姫が呟いた
□ 一 □
秋蘭を包み込む闇――興陽の町は静かに更けてゆく(2005.7.1)
□ 二 □
蒼郎は秋蘭を伴って、薬屋の木戸を叩く。(2005.7.8)
□ 三 □
新しい家族。白氏は秋蘭をそう呼んで笑った。(2005.7.15)
□ 四 □
朱朱の「夜の仕事」が始まった。(2005.7.22)
□ 五 □
夜の町の向こうから微かな笛の音が聞こえてくる。(2005.7.29)
□ 六 □
風来からの二つの届け物。(2005.8.5)
□ 七 □
天上の鴬――その名を知らぬはずはなかった。(2005.8.12)
□ 八 □
気になるならば一緒に来い、と朱朱は言った。(2005.8.19)
□ 九 □
「朱朱!」元気な足音と共に勢いよく扉が開く。(2005.8.26)
□ 十 □
風来が持ち込んだ新しい依頼は妖しげな話で。(2005.9.2)
□ 十一 □
私が狐だったらどうする……?朱朱の問いかけに。(2005.9.9)
□ 十二 □
野に棲むべき者は野に、闇に棲むべき者は闇に。(2005.9.16)
□ 十三 □
「あの女狐」風来の言葉に、秋蘭はぎょっとした。(2005.9.23)
□ 十四 □
一瞬だけ、ほんの一瞬だけ水原は二階を仰ぎ見た。(2005.9.30)
□ 十五 □
「家族だから。」そこに理由なんかいらないはず。(2005.10.7)
□ 十六 □
山の中のことはほとんど覚えていない、と朱朱は言う。(2005.10.14)
□ 十七 □
すっかり明るくなった外に、秋蘭はあわてて飛び起きた。(2005.10.21)
□ 十八 □
ついでというには遠回りになるが、秋蘭はお使いを引き受けた。(2005.10.28)
□ 十九 □
白氏のあつものに、青青は目を輝かせる。(2005.11.4)
□ 二十 □
「哀しい恋の歌ですわ。」と燕燕は答えた。(2005.11.11)
□ 二一 □
奇妙な噂の出所はなかなか知れなかった。(2005.11.18)
□ 二二 □
その小さな材木問屋の主の名は陳広と言う。(2005.11.25)
□ 二三 □
山狩りが始まるとの噂が、早朝の町を駆け抜けた。(2005.12.2)
□ 二四 □
興陽の雪は積もらない、と誰もが言う。(2005.12.9)
□ 二五 □
降り止まぬ雪。薬屋から笛を持ち出すのは初めてのことだった。(2005.12.16)
□ 二六 □
刀を突きつけられた朱朱。青青の悲鳴が響く。(2005.12.23)
□ 二七 □
それが運命だったのだ――そして変わらぬ日常が戻ってくる。(2005.12.30)